掲載写真:36枚,音声:1.閲覧時のデータ通信量の節約のため,写真は原画の画素を縦横とも約1/8から1/6に縮減( 800 x 540 pixels)して掲載した.
世界一高いタングラ峠(標高5072m)を走る青蔵鉄道の天空列車に乗る。西寧(セイネイ)発14:01→拉薩(ラサ)翌日11:14着の軟臥車。
この区間(約1,956Km, 約21時間)は,標高4000m以上が960km,凍土地帯が550kmある。列車内には酸素量を2500mの高度に保つシステムがある。
乗車券 上段:セイネイ発→ラサ(標高3650m)行き 下段:シガツェ(3830m)発→ラサ行き
高架を走るまさに天空列車の影が草原に写り込む
永久凍土上の地衣類を食べるヤク
青海チベット高原.
草原とヤク
青海チベット高原
青海チベット高原
青海チベット高原
カンパ・ラ(峠,標高4,958m)からヤムドゥク(標高4,441m)を撮る。
聖なる湖 ヤムドゥク
ノジンカンツエンの山嶺に広がるカロ・ラ氷河を,カロ・ラ(峠,5,045m)より撮る。
カロ・ラ氷河と石小屋
ガンデン寺巡礼路のロバ
ガンデン寺の巡礼路を辿り展望スポットからの眺望
タルチョとガンデン寺の眺望
ポタラ宮@ラサ(3830m) ラサは、中国チベット自治区の区都で、チベットの首都である。チベットの政治・経済・文化・宗教の中心地で、チベット語では「神々の土地」「聖地」を意味する。
池に映るポタラ宮
ポタラ宮入り口の壁画
ポタラ宮からラサ市街を望む
道ばたに祭られる。
大聖寺の灯明.大聖寺は五体投地を行いながら遠方から巡礼に来る信者の最終目的地の一つとなっている.
大聖寺近くの建物屋上のタルチョ(風馬旗)
@シガツェ(3830m)
タシルンポ寺@シガツェ
タシルンポ寺@シガツェ
タシルンポ寺@シガツェ
タシルンポ寺@シガツェ
ガンデン寺@ラサ
↓ ガンデン寺@ラサで拝聴した読経(425KB, 音声)
ガンデン寺@ラサ(3650m)
砂曼荼羅@大昭寺
@西寧(2270m) 発展する中国西域
@ラサ 発展する西域。しかし人影はまばら。
[コラム] 空気が薄い青海チベット高原!
今回旅した青海チベット高原の標高は,高所では青蔵鉄道のタングラ山駅が5,068m,氷河があるカローラ峠が5,045mであり,低地でもラサが3,650m,シガツェは3,832mで富士山頂とほぼ同じであった。このため旅の同行者の殆どが息苦しさや血中酸素濃度の低下(医師が測定),頭痛,不眠に悩まされた。大気圧は理論上,標高4,000mでは616Hp,標高5,000mでは540Hpである。従って海面上の1,013Hpの約半分しかないことになり,大気の密度も相応に低くなる。しかし,私は時折深呼吸をするくらいで血中酸素濃度もさほど低下せず,違和感も少なかった。夕食には毎回ビールを頂いていたくらいである。これは,スキューバダイビングによる海中での空気の節約に慣れた体になっていたたためではないかと現地の医師とも雑談した。そういえば,ダイビングをし始めた当初は,よく頭痛がしたことがあった。ダイビングの思わぬ効用だ。
写真はラサ空港でセキューリティチェックのため水を捨てて栓をし土産代わりに持ち帰ったペットボトルだ。帰宅すると気圧変化により写真のようにへこんでいた。今回はずっと立ちたいと温めていた現場に立ち,五感でチベットの大自然や風物を堪能することができた。
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